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うつの見分け方と病院の選び方、付き合い方

「うつ」は誰もがなる可能性がある心の風邪。大切なのは、あまり深刻化しないうちに、きちんと対処すること。うつの見分け方から病院の選び方、付き合い方を聞きました。

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という記事があったので紹介。
 
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 会社を休むほどではないけれど、ダルい。最近、体の調子が良くない……。それは、体がストレスに反応してSOSを出しているのかもしれない。
 ストレスが原因となった体と心の不調は様々な形で現れる。WOMAN世代の女性の場合、ストレスがかかると体には、手が震える、お腹の調子が悪くなり、便秘や下痢の症状が出る、呼吸をコントロールできなくなる、胃がきりきりと痛むなどの症状が出るケースが多い。
「ストレスが心に歪みをもたらして現れる代表的な症状がうつ。このほか過食などの摂食障害、突然動悸やめまいなどを伴う不安感に襲われるパニック障害、不眠症などの症状が出ることもあります」(外堀クリニック院長・岩本典彦さん)。

 うつ病の最も基本的な症状は「抑うつ状態」、何をするにもおっくうで、憂鬱な気分になり、気分が重く沈み、自分を責めたり、イライラしてしまう。こうした精神面の症状に加え、食欲がない、疲労感、めまいや月経不順など体の症状としても現れる。
「普段と違う状態が2週間以上続いたら、うつ病を疑ってみてください。1カ月以上続くと、自力で元の状態に戻るのは難しくなり、医師の診断を受けることが必要です」(岩本さん)。
 心の病気を扱う病院には精神科、心療内科、メンタルクリニックなど様々な呼び方がある。実際にどこで診察を受ければいいのだろう。 
 精神科は精神症状が現れている疾患全般を扱うところ。入院が必要な病状の人がかかるケースも。

 心療内科はストレスが原因で生じた体の不調を診察する科。「最近は神経症やうつ病も治療の対象としています」(岩本さん)。
 最近増えている「メンタルクリニック」は正式な医学的名称ではない。メンタルヘルス全般を診療する臨床医で、町の個人病院に多い。
「大病院では病院に行くだけで一日仕事になってしまうことも。最初は行こうと思ったときに行きやすいところがいいでしょう。心療内科やメンタルクリニックと呼ばれるところがおすすめです」(岩本さん)。オフィス街の病院なら、内科でも職場のストレスやうつについて詳しいところも多い。会社帰りに立ち寄って話を聞いてもらえば気持ちも楽だ。

 ただし、ホルモンバランスの乱れなど、ストレス以外の原因が理由でうつの症状が起きる場合も。「その場合は、大学病院の精神科などできっちり検査をしてもらうのがいい」(精神科医・最上悠さん)。
 もう一つ大切なのは医師との相性。「相性はある意味、技法以上に大切。じっくり話を聞いてもらえるかどうか。合わなければ別のところを探したほうがいいでしょう」(最上さん)。また、最初から多くの薬を出すところは避けたほうがいい。


 



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