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神経回路を餌で自在に操作

神経回路、餌で自在に操作 記憶や学習の仕組み解明へ

記事:共同通信社
提供:共同通信社

【2008年1月25日】

 マウスの脳で情報をやりとりする神経回路を、餌を変えるだけで切ったりつなげたりすることに米マサチューセッツ工科大の利根川進(とねがわ・すすむ)教授らが成功し、24日付米科学誌サイエンス電子版に発表した。

 神経回路のオンオフを生きたまま自在に操作できたのは世界で初めて。記憶や学習をつかさどる脳のネットワークを解明する有力な研究手法になるという。

 チームは、打者を自在に操る米大リーグ・レッドソックスの松坂大輔(まつざか・だいすけ)投手のニックネームから「DICE-K」法と名付けた。

 チームは、破傷風の毒素の遺伝子をマウスに組み込み、特定の神経細胞だけで働くようにした。毒素が作られると、神経細胞から伝達物質が放出されず、回路が遮断される。餌に抗生物質を混ぜると毒素が抑えられて回路は復活。餌から抗生物質を除くと、再び回路が遮断されるという。

 チームはこの手法で脳の「海馬」という部位の神経回路を操作できるマウスを作成。海馬にある回路の1つを遮断すると、初めての環境を素早く覚える記憶に障害が出る一方、繰り返し起きる出来事の記憶には変化がないことを突き止めた。

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詳細は分からないが、さすがだね。頭がいい。
わたしの脳は回路が遮断されているのだろうかと疑っている。
昔、釘を踏んだことがあるような気がする。

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はしか患者が急増/秋田

秋田・はしか患者が急増、流行に衰え見えず 感染力非常に強く、予防接種が重要

記事:毎日新聞社
提供:毎日新聞社

【2008年1月24日】

はしか:患者が急増、流行に衰え見えず 感染力非常に強く、予防接種が重要 /秋田

 ◇昨年末から54人

 大館市を中心に県北で患者が急増している麻疹(ましん)(はしか)は23日、患者がさらに4人増え、昨年12月19日から54人に。流行に衰えはみえない。感染力が非常に強く、特効薬がない感染症だけに、予防接種を受けることが重要だ。【馬場直子】

 県健康推進課によると、患者は昨年12月19日に確認されて以降、ほぼ毎日出ている。青森県では昨年10月1日-12月19日に154人の患者が出たが、大館市に近い弘前市で150人を数えた。同課は「科学的根拠はないが、両市は生活圏が重なるため、大館市にはしかの流行が及んだ可能性もある」と話す。

 はしかに特効薬はないため、予防接種が最大の治療法だ。だが県内の感染者54人のうち、予防接種の未接種者は42人。不明の9人を加えると、約95%に上る。一方、接種したのは3人だけ。このため、大館市は22日、市立小中学校32校に、未接種の児童・生徒を28日から出席停止にするよう通達するなど指導を強化している。

 はしかは重症化すれば、急性脳炎を発症し、精神発達遅滞など後遺症が残ったり、死亡する危険性もある。国立感染症研究所感染症情報センターは「免疫がない人が感染すると重症化する可能性が高い。一刻も早く予防接種を受けてほしい」と呼びかけている。

 もっとも、大館市立総合病院の高橋義博小児科部長によると、予防接種を受けた人もまれに感染することがある。予防接種の効果で、症状が軽いため感染に気付かない。この感染者が「媒介」して、他人にうつすケースも考えられるという。

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なかなか難問である。
rubeolaはウィルス感染症。
日本は麻疹の発生を制圧できず麻疹輸出国として国際的に非難された過去がある。
2007年には成人麻疹の流行があり、大学が困った。
流産の原因になることがある。

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