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国立がんセンター中央病院 麻酔医、相次ぎ退職 10人が5人に

麻酔医、相次ぎ退職 10人が5人に、手術にも支障 国立がんセンター中央病院

国立がんセンター:麻酔医、相次ぎ退職 10人が5人に、手術にも支障

 国立がんセンター中央病院(東京都中央区、土屋了介院長、病床数600)で、10人いた常勤麻酔医のうち5人が昨年末から先月までに相次いで退職し、1日の手術件数が2割減る異常事態になった。

 がんセンター中央病院は常勤医師約150人、1日当たりの外来患者約1000人と、国内でも最大級のがん治療専門施設。これまでは、1日当たり約20件の外科手術をしてきたが、術中の麻酔管理を担当する麻酔科医が半減したことで、3月末から1日約15件しかできなくなった。

 手術までの待ち時間も今後、長引くことが予想されるため、特に急ぐ必要のある病状の患者に対しては、都内や患者の自宅周辺の病院の紹介を始めた。院内にも、麻酔医の不足を知らせるお知らせを掲示し、患者に理解を求めている。

 関連学会や各地の病院を通じ、麻酔医確保を図っているが、「すぐには解決のめどがついていない」(土屋院長)のが実情だ。

 日本麻酔科学会が05年にまとめた提言によると、日本では約4000施設で全身麻酔が実施されているが、同学会の会員が常勤でいる病院は約半分にとどまる。手術中の患者の麻酔管理に加え、患者の痛みを除く「ペインクリニック」や「緩和ケア」などに麻酔科医の担当領域が広がっており、全国的な需要も高まっている。

 がんセンター中央病院も、「緩和ケア」研修を09年度から全研修医に義務付けることを決めたばかりだった。

 「国立がんセンターは全国の患者の精神的なよりどころでもあり、医師不足で手術件数が減ることは、患者にとって不安を駆り立てられる話だ。麻酔医不足は、緩和ケアの充実にも悪影響を及ぼす」と懸念する。

 ◇医療崩壊のサイン
 がん患者にとって最後のとりでとも言える国立がんセンターにまで医師不足の波が押し寄せた。大変憂えるべき状況で、医療崩壊が日本に起こりつつあるというサインだ。

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がんセンターは新橋心療内科に近いので、
精神療法を求めて当院に通う患者さんもいる。
麻酔科医が不足なのは知っていたが、
10人中5人退職とは。

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睡眠時間が長すぎるか短すぎると肥満になる可能性

睡眠時間が長すぎるか短すぎると肥満になる可能性

Kelley Colihan
WebMD Medical News  
 
 【4月1日】我々には快い睡眠時間が少なすぎるかもしれない。睡眠時間が長すぎるか短すぎると肥満になりうるという研究結果が得られつつある。

ラヴァール大学(ケベック州)の研究者らは、カナダ人に関する大規模研究に参加した被験者276名を6年間調査した。

睡眠時間は質問票を用いて判定し、睡眠時間が短い群(一晩につき5-6時間)、平均的な群(一晩につき7-8時間)、長い群(一晩につき9-10時間)の3群に被験者を分類した。

結果の一部は次の通りである。
・6年間において、睡眠時間が短い群は、睡眠時間が平均的な群よりも、体重が11ポンド増加する可能性が35%高かった。
・同じ6年間において、睡眠時間が長い群は、睡眠時間が平均的な群よりも、体重が11ポンド増加する可能性が25%高かった。
・睡眠時間が短い群は、睡眠時間が平均的な群よりも、ウエスト径が58%多く増え、体脂肪も124%多く増えていた。

最適な睡眠時間とは

健康を維持するための「最適な睡眠時間」があるかもしれない、と研究者らは考えている。

米国睡眠医学会(AASM)は成人の睡眠時間として7-8時間を推奨している。

この研究結果は、「成人の睡眠時間が短いまたは長いことによって、将来の体重および脂肪増加のハイリスクが予測されることを示すエビデンス」である、とラヴァール大学の研究者Jean-Philippe Chaput氏はニュースリリースで述べている。

「この研究結果は、体重増加および肥満に寄与する我々社会の身近な環境因子のひとつとして、睡眠時間をとらえる必要があることを強調している」とChaput氏は付け加えている。

睡眠時間が奪われた米国社会

本研究の著者らによると、米国人の睡眠時間は奪われつつあり、40年前に比べると、一晩の睡眠時間は1時間半から2時間短くなっている。

以前の研究でも、睡眠時間の減少と忍び寄る肥満とを関連付ける同様の結果が示されている。今回の新しい研究は、睡眠とホルモン濃度変動を伴う体重増加との結びつきを示す、増大しつつあるエビデンスをさらに追加するものである、と研究者らは述べている。

米国睡眠医学会(AASM)によると、成人のほぼ3分の1が睡眠時間を6時間未満であると述べている。

理想的な睡眠

米国睡眠医学会(AASM)が提唱する理想的な睡眠のためのヒントは次の通りである。

・就寝時の日課を一定に保つこと。
・就寝時にリラックスできる環境をつくること。
・毎日、一晩ぐっすり眠ること。
・就寝前のカフェインや他の刺激物の摂取は避けること。
・就寝時に心配事をしないこと。
・空腹または満腹状態で就寝しないこと。
・就寝前6時間以内に激しい運動をしないこと。
・寝室は静かで暗い状態を保ち、やや涼しくすること。
・毎朝同じ時間に起床すること。

この研究は『Sleep』4月1日号に掲載される。 
Chaput, J-P. Sleep, April 1, 2008; vol 31: pp 517-523.
News release, American Academy of Sleep Medicine.
 



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東北大病院でシステム故障 緊急患者以外の診療中止

東北大病院でシステム故障 緊急患者以外の診療中止

記事:共同通信社
提供:共同通信社

【2008年4月8日】

 

 東北大病院(仙台市青葉区)で7日夜、処方せんの作成や検査の情報をやりとりするコンピューターのシステムが故障、8日午前から緊急を要する患者以外の診療を取りやめた。故障の原因を調べているが、8日中に復旧する見通し。

 同病院によると、緊急の検査については医師の指示を手書きにして対応しているほか、入院患者の薬の処方せんは既に指示簿に記載されているため、問題はないという。薬が必要な外来患者にも手書きの処方せんで対応している。

 故障が発生しているのは診療支援システム。7日午後9時45分ごろに故障が発生し、8日未明に原因とみられるハードディスクを交換したが、復旧しなかった。

 病院内には「緊急を要する患者さまのみの診察と限定させていただきます」とのお知らせが張り出され、同様の放送が流れた。1階の長いすは、会計などを待つ人で埋まっていた。



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統合失調症関与の物質発見 日米チーム、治療薬に期待

統合失調症関与の物質発見 日米チーム、治療薬に期待

記事:共同通信社
提供:共同通信社

【2008年4月8日】

 

 記憶や行動に影響を及ぼし、統合失調症の発症にもかかわるタンパク質を、アステラス製薬(東京)の松本光之(まつもと・みつゆき)主管研究員と米国立精神衛生研究所などのチームが発見し、米科学アカデミー紀要(電子版)に7日付で発表した。

 このタンパク質の働きを抑える物質が見つかれば、統合失調症などの治療薬に使える可能性があるといい、同社が研究を進めている。

 中枢神経で強く働いている「SREB2」と呼ばれるタンパク質。人や動物のゲノム(全遺伝情報)を利用した薬の研究過程で見つかった。

 松本さんらは、SREB2が脳で過剰に機能するマウスと、働かないマウスの2種類をつくって調べたところ、過剰なマウスでは脳が小さくなり中のすき間が拡大。記憶や情報処理など、統合失調症と関連する障害も観察された。

 一方、SREB2が働かないマウスでは脳の重量が増加、記憶力も向上するなど逆の傾向がみられた。

 さらに米国立精神衛生研究所の解析で、SREB2は人でも統合失調症へのかかりやすさを左右し、記憶に関係する、脳の「海馬」と呼ばれる部分の大きさに関係していることが判明した。



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睡眠障害診断フローチャート

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熱症の場合の実証と虚証 寒証の場合の実証と虚証

もっとも初歩的な使い分けてとしては、
いかの表が参考になります。

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