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リンク

翻訳 http://www.kotoba.ne.jp/
    http://7go.biz/translation/
    http://translation.infoseek.co.jp/

辞書 http://www.weblio.jp/
    http://www.excite.co.jp/dictionary/
    http://dictionary.goo.ne.jp/

文献 http://www.meteo-intergate.com/index.html
    http://www.medical-tribune.co.jp/
    http://www.mnc.toho-u.ac.jp/mmc/pubmed/
    http://www.ncbi.nlm.nih.gov/sites/entrez/
    http://japan.elsevier.com/index.html

青空文庫 http://www.aozora.gr.jp/
Project Gutenberg http://promo.net/pg/
プロジェクト杉田玄白 http://www.genpaku.org/
無料サイト集 http://www.kooss.com/
お得ウェブ http://www7.ocn.ne.jp/~otoku/index.html
ホームページをつくるならこんなフラッシュ素材 http://www7.ocn.ne.jp/~otoku/free-flash.htm

コンピュータなど「できるシリーズ」 http://dekiru.impress.co.jp/ この中の「ビジネス検索術」が役に立った

Google検索で役に立つページ http://www.google.co.jp/intl/ja/help/features.html#calculator

*****
2009-9-29
リンク-2

*****
2008-7-15
http://www.healthist.jp/index.html
ここはヤクルトによる健康ニュース

2008-6-29
ライフリンクのページ http://www.lifelink.or.jp/hp/link.html
ここに

今すぐ「助け」が欲しいとき
「借金」に困っているとき
「労災手続き」について知りたいとき
「遺族のつどい」について知りたいとき
世界の自殺対策関連組織
「いじめ」で困っているとき
「職場の悩み」を相談したいとき
「うつ病かも」と思ったら
行政窓口・統計資料など
ライフリンクの仲間たち
などある。


2008-6-9
http://www.karadakara.com/sindan/index.html

いろいろなセルフチェックをきれいにまとめている。

*****
最近はうつ、不安、不眠についてのインターネット上での情報も増えてきました。
メーカーさんのつくるページは内容もしっかりしていますし、なによりきれいでわかりやすいですね。

たとえば、グラクソ・スミスクライン社「こころのくすり箱」
ファイザー社は「こころのひまわり」。こちらはメンタル情報としては後発で、最近始まったばかりです。徐々に充実すると思います。
アステラス社は うつはここ社会不安障害はここ(SADNET)
ヤンセンファーマ社は「メンタルナビ」

そのほかでは、たとえば、
UTU-NET「うつ・不安啓発委員会公式ホームページ」
「サイコロソフト」
強迫性障害

認知療法関係では
原井宏明の情報公開 
CBT(認知行動療法)センター
認知療法への招待
丹野研究室(認知療法)
認知行動療法・認知療法の道具箱(ナット&ボルト)

いろいろあげると
くすりの情報 製薬協
Utu-Web-Clinic
日経いきいき健康
日経 ココロの休憩室
こころとからだの対話
月刊誌プシコ
ヤフー ヘルスケア
msn ココロすっきり相談室
うつ、のち晴れ

過重労働対策ナビ 大量の情報を整理して検索ボックスをつける。この形式がいいですね。
メンタルヘルス研究所
自殺予防総合対策センター
EAP研究所

医療法人のEAPの一例
職業性ストレス簡易調査票
事業所におけるストレス・メンタルヘルス対策の進め方
メンタル情報のPSYCOS
しばらく読むと分かりますが、情報が反復されているだけで、
他にないことが書いてあるとすれば、情報として怪しいということです。

*****
睡眠を中心に集めるとこんな感じ。

http://www.kaimin.info/part/pdf/nisshi.pdf

 

http://www.kaimin.info/part/pdf/check.pdf

http://www.kaimin.info/part/pdf/techo.pdf

快眠推進倶楽部
http://www.kaimin.info/index.html

よいおやすみ.com
http://yoioyasumi.com/

●日本睡眠学会
睡眠に関する基礎知識、日本睡眠学会の活動、日本睡眠学会定期学術集会抄録、ニューズレターなど掲載。
http://jssr.jp/ 
 
●健康ネット
財団法人 健康・体力づくり事業財団のホームページ。
健康に暮らすためのヒント、健康チェックと診断、アドバイスなど、健康情報のメール配信サービスなど。
http://www.health-net.or.jp/
 
●NIKKEI いきいき健康
日経新聞の健康・医療・介護に関するサイト。健康ニュース、処方薬サーチ、全国医療機関ガイドなど。「いきいき大事典」では快眠法についての記事が紹介されている。
http://health.nikkei.co.jp/
▼「安眠で心身の疲れを吹き飛ばす」
http://health.nikkei.co.jp/mini/i010921_01.cfm
▼「快適な睡眠法」
http://health.nikkei.co.jp/mini/i010312_01.cfm
▼「よりよい睡眠を考える会」
http://health.nikkei.co.jp/fujisawa-suimin/index.html 
 
●か・ら・だ/け・あ
読売新聞の医療介護のページ。読売新聞連載の「医療ルネサンス」「医療相談室」など。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/ 
 
●healthクリック
NTTデータによる健康総合サイト。生活習慣病や身体の悩みなど健康に関するあらゆるトピックスを掲載。メールマガジンやフォーラム等も紹介。ヘルスケアライブラリの睡眠のコンテンツも充実している。
http://www.health.ne.jp/
▼「睡眠・寝不足」
http://www2.health.ne.jp/library/1400-15.html  
 
● 健康@nifty
プロバイダーniftyによる健康関連情報を幅広く集めたサイト。くすり相談、オンライン健康診断のほか、インターネット医科大学では健康に関する無料医療相談もあり。
http://health.nifty.com/ 
 
● BIGLOBE健康
プロバイダーBIGLOBEによる健康情報サイト。「メディカル談話室」のバックナンバーで睡眠障害の克服法について4回シリーズで詳しく解説している。
http://health.biglobe.ne.jp/
▼「光で体内時計を整える~睡眠障害の克服法」
http://health.biglobe.ne.jp/md/colum03/item33.html   

●So-net ウェルネス
プロバイダーSo-netによる健康な生活のための情報やサービスを紹介したサイト。ダイエット、ストレスチェック、リフレッシュ情報など生活に役立つコンテンツが充実。
http://www.so-net.ne.jp/wellness/ 
 
●花王 Good Sleep Japan
睡眠に関する科学的知識に基づくチャートやチェックシートに答えると、睡眠の質を高めるおやすみ前のリラックス法など快適な眠りをとるための幅広い情報が得られる。
http://www.kao.co.jp/gsj/   

●睡眠障害相談室
眠りに関する悩みをもつ人たちのためのサイト。不眠、過眠、睡眠中の異常についての情報提供のほか、睡眠の悩みに関する相談も受け付けている。
http://homepage2.nifty.com/sleep/  
 
●Suimin.net
睡眠の情報サイト。睡眠のQ&A、睡眠用語集、睡眠薬の正しい服用など、よりよい睡眠のための情報を提供している。
http://www.suimin.net/  
 
●サイエンティフィック・ライブ ”サピエンス”
日経サイエンス社主催の科学フォーラム、サイエンティフィック・ライブ "サピエンス" の紹介。生活に関わりの深い科学がテーマにとりあげられている。
▼第13回「睡眠と夢のサイエンス ヒトはなぜ、夢を見るのだろうか?」
http://www.hitachi-hitec.com/about/library/sapiens/013/index.html  
 
● LOFTY KAIMIN CHANNEL
寝装具メーカー ロフテーのサイト。ぐっすり眠るためのヒント、枕の選び方など。
http://www.lofty.co.jp/
 
● NHK健康ホームページ
NHK「きょうの健康」のホームページ。番組でとりあげられたテーマがわかりやすくまとめてあり、病名から情報を検索することができる。
http://www.nhk.or.jp/kenko/ 
 
●生活ほっとモーニング
NHKの番組「生活ほっとモーニング」のホームページ。暮らしに役立つ身近な情報がとりあげられている。
http://www.nhk.or.jp/hot/
 
● 香りの小瓶
資生堂の香りに関するサイト。「ぐっすり眠るための香り」など香りを日常で活用する方法などを紹介している。
http://www.shiseido.co.jp/s9802kor/html/text/index2.htm  
 
●とっておきのハーブ生活
エスビー食品のハーブに関するサイト。ハーブの生活への取り入れ方、ハーブのガーデニング講座、またハーブを使ったレシピ、アロマテラピーなどを紹介。
http://www.sbfoods.co.jp/herbs/ 
 
●湯の国
生活の中でも「風呂」にスポットをあて、紹介しているサイト。有名人によるお風呂に関するコラム、バスタイムを有効に過ごすためのバスタイムプログラムなど。ぐっすり眠るための入浴のヒントもある。
http://www.yunokuni.com/
 
● 花王生活文化研究所
毎日の暮らしに役立つ生活情報。そうじ、洗たくなど家事に関するマメ知識、健康、美容、育児などにカテゴリ分けされたくらしのレシピ集がある。
http://www.kao.co.jp/LIFEI/ 
 
●KURASHI-Web
Panasonic hi-hoのサイト。旬の話題やトレンド、季節の情報から、ダイエット、育児、家事などの情報満載。健康に関するコラム、お風呂、アロマ、リラクゼーション情報で心の疲れを癒すコンテンツもあり。
http://kurashi.hi-ho.ne.jp/ 
 
●e-ESSE
扶桑社の雑誌「ESSE」のサイト。体においしいマメ知識では食材が体に与える影響、眠りにいい食材、メニューなどを紹介している。また健康レシピを月~金まで毎日メール配信してくれる。
http://www.e-esse.com/ 
 
●クロワッサンのホームページ
マガジンハウスの雑誌「クロワッサン」のサイト。健康、美容、暮らしなどのカテゴリ別にわかりやすく情報がまとめられている。
http://croissant.magazine.co.jp/
 
● シニア@毎日
毎日新聞社のシニア向け情報サイト。ニュースや生活情報など、これからのシニアライフのための情報が満載。毎日新聞の記事「知って得する暮らし百科」をまとめたもの、シニア世代と同じ視線での編集部記者による独自の取材記事など。
http://www.mainichi.co.jp/senior/ 

● 松下電工ダイナミックライフ
元気高齢者のために新しいライフスタイルを提案し、応援するサイト。
http://wwwt.mew.co.jp/wellness/club/dynamic/
 
● シニアライフ
中高年シニア世代がよりアクティブに、活発に、セカンドライフを送るためのコミュニティサイト。旅日記の投稿や川柳・エッセイ、デジカメでとった写真の投稿コーナーなど。
http://www.senior-life.ne.jp/

●ロハス・メディカル
http://www.lohasmedia.co.jp/

*****
メーカー系のサイトは、
内容としては、最大公約数・共通項を書くものですから、あまり違いはありません。
責任があれば、いい加減なことは言えなくなるわけです。
違いは、プレゼンテーションの仕方です。

個人クリニックから発信している情報と、上記で紹介したサイトを比較すると、
「個人で撮影したビデオ」と「テレビ局が作ったテレビ番組」の違いくらい、大きな違いがあります。
特に、マンガを入れたり、動画を組み込んだり、イラストの工夫があったり、
これは個人の趣味の範囲ではうまく行かないことが多いようです。

しかし一方で、お金をかけているということは、資金の出所があるわけで、
そちらの影響がどのくらいあるのかも、注意したいところです。

最近では、大企業並みのきれいなサイトを作ることもできないわけではないのですが、
作りこんでしまうと、あとが大変です。
気軽に更新できなくなってしまいます。
作りこんで、かつ、最新状態を保持するには、Web業者さんに頼めばいいのですが、
伝言ゲームのようになってしまい、
私の意図が伝わらないこともあります。結局、諦めたりします。
新橋駅前という場所柄か、
クリニックではWebデザイン関係やIT関係の方の相談も多いのですが、
Web管理の人たちがうつになってしまうくらい注文は多く、複雑で、わがままのようで、
そうした人たちの苦難もよく分かるだけに、
自分でできることなら、それですませようと思ってしまいます。

個人的にできることは、そうした「作品」について、さらに解説することでしょうか。
「NHKスペシャル」を個人で作るのは難しいけれど、
その作品について紹介し、感想を加えることで、理解が一層深まる、
そのような助けはできるのかもしれません。

*****
その後の追記2008-5-8

健康サラダ
http://www.k-salad.com/w/

■摂食障害支援グループの連絡先 

 ★ミモザ  電話045・787・4329(火-土の10-17時)

       ホームページ(http://www17.ocn.ne.jp/~mimoza/indexn.html

 ★のびの会 電話045・787・0889

      (相談は月・水の11-15時。患者家族のためのミーティングや勉強会も定期的に開催)

 ■各地の主な摂食障害自助グループ 

 ★NABA(東京都世田谷区)

           http://www8.plala.or.jp/NABA/

 ★かなりあしょっぷ(滋賀、京都、大阪で活動)

           http://www.osk.3web.ne.jp/~irabuti/canary/ 

 ★ママラボ(大阪府高槻市。摂食障害を持つママ同士のグループ)

           http://blog.goo.ne.jp/kimuki211

 ◆ LD関係書籍リストは以下のサイト。
全国LD親の会作成 http://www.normanet.ne.jp/~zenkokld/books.html

LD STATION 作成 http://www.amy.hi-ho.ne.jp/yamaokash/ldbook00.htm

日本LD学会の出版物 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jald/doc/doc-j/j10.html

Learning Disabilities Association of America (LDA) 作成 [洋書]
http://www.ldanatl.org/store/

*****
2008-6-6 追記


2009-5-21 最近の記事


うつ病:その不調、うつ病かも?

うつの診察

統合失調症の陰性症状

場所が症状を・病理が経過を





























































  


共通テーマ:健康

最近の記事2009-3-19-3

弱っているときに傷つきやすくなる

愛よりもやさしく

人の世ではやむを得ず敗戦処理をしなければならないこともある

人生における回復力

憎しみは憎しみによって報復される

恨みの連鎖は人間の視野を狭窄させる

人生の要点は

病気か環境反応か

苦難の中にある人への連帯のメッセージ 歴史の彼方に真実は立つ

患者さんとともに考える,認知行動療法

他者からのまなざしの局所的過剰 

朝型生活に切り替える

セレンディピティ


喪失感も忘れるしかない

傷ついた心を癒すためには忘れることしかない

なぜ人を傷つけるのか

弱っているときにらに傷つきやすくなってしまうことの解釈

心臓がどきどきしているから私は不安なのだと感じているのではないかという問題

暴露反応妨害法は2時間我慢する 強迫性障害

潜在記憶と顕在記憶

倒産しても破産しても明日がある

最近のパニック障害

うつ病で休んでいるときの掃除

どうしようもなく圧倒される

自己肯定感 アサーション

精神療法と生活指導

仕事の効用

自律訓練法の痒み時変型

簡単なリラックス呼吸法

過呼吸対処法

うつの発作を防止する

病名と病気のメカニズムについての考え方の共有 どのフレームを選択するか 

統合失調症のニューロン新生障害仮説について-1

何を治療しているのか 統合失調の場合

あるがままに

モラルハラスメント


共通テーマ:健康

統合失調症生活指導における薬剤と作業負荷量の調整についてモデルと方針-2009-5-24改訂

設問 統合失調症デイケアにおける薬剤と作業負荷量の調整についてモデルと方針を示せ

1.前提として、次のような統合失調症の病態を仮定する。それ以外の病態もあると思うので、それはまた別とする。

患者はもともと中脳辺縁系のドーパミン系システムに異常があり、幼少の頃から、ドーパミン放出量が過少であり、その結果、ドーパミンレセプターのアップレギュレーションが起こり、ドーパミンに対する過敏性を呈する。

そのような子供は孤独を好み、過剰な刺激から身を守り、静かに暮らしたいと志向する。
思春期まではそれでいいが、思春期になり、異性探索行動を始めると、突然ドーパミン過剰になる。
レセプターが増えていることもあり、smapg-time-delay-modelでいう、12.の経路が過剰に反応することになる。
自意識からよりも先に、自動機械からの反応が届くので、させられ体験、幻聴などを主とする、自我障害を経験することになる。
D2遮断剤により治療を開始すれば、増えていたレセプターはフタをされ、取りあえずは、ドーパミン系の量の調整ができて、症状は消えて正常に復する。

しかしこのときも個人の傾向として、依然として基底としてはドーパミンが不足の傾向にあるので、それを補償するためにレセプターのアップレギュレーションが生じる。
つまり、もともとレセプターが多かったものを、一部マスクしたら、レセプターがもっと増えてしまったということになる。
これはこれで一種の平衡状態と考えられるのであるが、
ここでまたさらに恋愛体験や新しい環境や友情などがあったとき、
つまり金、欲、メンツ、健康などの問題があったとき、
ドーパミンは容易に増加し、ここでまた華々しい陽性症状を呈することになる。

このように説明してくると、D2ブロッカーの使用は、レセプターを一時的に遮断して有効ではあるけれども、
長期的に見れば、レセプターをどんどん増加させる結果になっている。
だんだん薬が増えてしまういというのはこうした事情である。

増えた分のレセプターをふさぐために薬剤をさらに増量することが必要になる。
もともとレセプターがたとえば10あったところに薬をいれて3つのレセプターをマスクすれば、
有効レセプターは7になる。
生体は「これではいつものわたしではない、落ち着かない、
ドーパミンが不足だ、レセプターを10にして感度を上げたい」と思うので、
レセプターを新しく3つ増やす。
すると合計13となり、そのうち3個は薬剤でマスクされていて、有効なレセプターは10となる。
しかしこの状態では再びライフ・イベントがあって、ドパミンが急増したときには、
陽性症状が出てしまう。そのときは薬剤を増量して、生きている10のレセプターのうち3つをマスクして、7つにする。
一応状態の悪い時を脱すると、生体は有効7のレセプターでは不足と思うので、
新しく3つ追加して10に増やす。
この時点で合計16、有効10、マスク6である。
これでも、何かあったら過敏になっている。
コンブライアンス不良で薬をやめてしまったら、マスクしていた分の6が有効になるので、
16のレセプターが大きな刺激にさらされ、さらに華々しい陽性症状を呈する。
するとまた薬をいれて、マスクされるレセプターは増えて、全体レセプター量は増える。
以下同じ。

さてこの場合の対策は、実は、症状を抑えることではなくて、
レセプターを減らすことである。
もともと10であったレセプターを7に減らすことができれば、薬剤でマスクしなくてもよくなる。
レセプター7つでは、この人は活動が少ないので、ドーパミンの量とレセプターの量がマッチしないのだが、
ここでレセプター10に増やしてしまわないで、
レセプターは7で、ドーパミンを増やす生活を定着させればいい。
これが根本治療になるはずだ。

それには薬剤とタイミングを合わせて、デイケアまたは生活指導での負荷量を調整する必要がある。
薬剤でレセプターコントロール、
活動負荷でドーパミン量をコントロールする。

薬剤でレセプターをマスクして有効レセプターを減らすのではなく、
ドーパミンをふやした状態を継続して、
ダウンレギュレーションにより、
全体のレセプターを減らす。
そのためには
(1)過剰にレセプターをマスクしないこと。
(2)適度なドーパミン放出を維持する事。
しかしこれは刺激が大きすぎれば再発再燃につながるので細心の注意が必要である。

*****
繰り返しになるが説明する。

D2ブロッカーを使っている限り、レセプターは増える。
レセプターを減らす方法は、ドーパミンを少し多めにしてレゼプターのダウンレギュレーションを起こすことである。
つまり、薬剤を減量して、アクティブなレセプターを増やしておいて、
そこに日常活動により放出されたドーパミンがやや多めに出るようにして、
ダウンレギュレーションを狙う。

ドーパミンが多すぎれば陽性症状になってしまう、したがってそうならない範囲で調整する。
イメージとしては、薬を減らして、いまふさがっているレセプターの一個だけを薬の覆いをはがしてもらい、
その状態で活動を工夫し、ドパミンを増やし、覆いをはがした分の一個のドーパミンレセプターを消滅させる。
これを繰り返し、レセプター全量を減らす。

これを無防備に配慮なく行なうと、
薬を減らして、ドーパミン刺激を多くしているわけで、当然再発の危機がある。
しかし薬剤の適量を見定めた上で、
段階的に薬剤を減らし、ドーパミン負荷量を次第にあげ、
次第に全レセプターを減少させ、
ドーパミン対する過敏性がなくなったら、完治である。

薬剤調整と連動した生活指導は、このような理屈で行うのがひとつの方向である。

*****
要約すると、薬剤を減少させ、ドーパミンレセプターを1個だけ裸にし、
生活コントロールすることによりドーパミンを少しだけ増やし、
レセプター1個分のダウンレギュレーションを実現する。

これを繰り返し、ドーパミンレセプターを正常量まで戻す。

その途中で、幻覚妄想再燃の危険があるので慎重に行う。



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共通テーマ:健康

最近のsmapg(スマップ・ジー)理論

最近いくつかまとめたので
参考に
smapgはスマップ・ジーと読んで、
Stress Management Power Group の略です。わたしたちのことです。

最近発表したものとしては

 『こころの科学』 ネット社会とこころの悩みとDAM理論 今  忠 2009
 
 英文 My Original Theory-1 DAM Theory in English (Depressive-Anankastic-Manic Cells Theory :Conprehensive   biological theory for manic depressive disorder ,mood disorder and premorbid character traits)                http://shinagawasn.blog.so-net.ne.jp/2011-10-18-1

 『うつ病治療ハンドブック-診療のコツ』 共著 大野裕編 「統合失調症とうつ」今忠・原田誠一 2011
 英文 My Original Theory-2: Pathological Hypothesis of Schizophrenia:
 First/Second World Model, Time-delay Hypothesis,Temporal profiles of Neurons
 

  http://shinagawasn.blog.so-net.ne.jp/2011-12-24-6

 

 

……続き……



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