都道府県別自殺率と公共事業予算
なぜなのか分からない。
北海道・東北が軒並み高い。これは経済的理由だろう。
しかし中でも秋田が飛びぬけているのがよく分からない。
新潟、富山が高い。日照の問題かという人もいるが分からない。
山梨。分からない。
和歌山、鳥取、島根。
和歌山は9年に高かったが、18年には全国平均程度になっている。
何が起こったのか?
九州、沖縄は9年よりも18年になって多くなっている。なぜか?
中でも宮崎が多い。なぜか?
各県で要因分析をしているようだが決定版はないらしい。
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普通考えられることは、失業率と景気と自殺率を参考にして、
局所的に何か経済的要因があるのだろうという推定である。
東北と九州が多いのは経済的なことなのか。
新潟、富山、鳥取、島根は経済プラス日照か。
経済資料なら県庁にたくさんあるだろうから調べればいいが、
いま問題になっている道路財源などと関係しているかもしれない。
道路財源でまず道路を整備してお金を回したのはどこで後回しになったのはどこかとか。
おおむね後回しになった地域かもしれない。
ジャーナリスティックにはいい題材かもしれない。
道路財源が回らなくなれば、どうなるか、それも問題だろう。
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各地域で人口の移動があるのでその要因も考えなければならない。
健康で何かやりたい人は移動することも多い。
子供が東京に出て行った後で、老人が故里で自殺しているのかもしれない。
せめて電話してあげてね。
2008-05-05 23:31
景気と離婚
失業率と景気とうつ病と自殺の関係については有名。
景気と離婚はどうか。
1980年くらいまではあまり関係がなかった。
1980年代以降の推移は大変興味深い。すなわち、離婚は景気の先行指標的な動きを示しているのである。1~2年のラグをおいて離婚の減少が景気上昇に先行し、離婚の増加が景気低迷に先行しているように見える。95年の離婚の増加が横ばいに転じた翌年に96年の景気回復が見られるところなど怖いくらいである。
女性特有の動物的なカンが景気を予知し、子供の養育費、慰謝料、離婚後の就職可能性などを考慮し早め早めに手を打つのではないかなど、仮説はいろいろ立てられようが、詳細は不明である。
2008-05-05 23:02