SSブログ

「ALWAYS 三丁目の夕陽」でテレビを分解した小説家

話によれば、日本映画「ALWAYS 三丁目の夕陽」にこんな場面があるとのことだ。

町工場を経営している一家のところに、待ちに待ったテレビがやってきた。
近所の人に集まってもらって、お披露目をした。
力道山の空手チョップで一同興奮しているとき、
突然が面が消えた。
困惑していると、近所に住む小説家が、
俺の任せろ、ねじ回しを持って来いと命じ、
分解してしまった。
結局直らず、電気屋を呼んだら、
「コンセントが外れただけですよ」と言った。

これって、見事に、精神科のいかさま療法のことじゃないですか、
と、一同納得した。

知ったかぶりで分解してしまって、あと責任も取らずに放り出すのが、
小説家だというのだから、全く実に正確な設定である。

皆さん、変に分解しないで、
来てくださいね。
コンセントが外れているだけかもしれませんから!



共通テーマ:健康

乳児の先天性心疾患と妊娠中の母体の尿路感染症という意外すぎる関係

 乳児の先天性心疾患は、妊娠中の母体の尿路感染症と関連しているらしい。

全米先天異常予防研究(National Birth Defects Prevention Study)の分析による。
米アーカンソー州立大医学部(UAMS)の人が、米国心臓協会・学術集会のポスターセッションで発表した。

妊娠中の尿路感染症と先天性心疾患の関係を明らかにするため、全米先天異常予防研究の結果をもとに分析を行った。この研究には、非症候性先天性心疾患の乳児を持つ3690人の女性と先天性心疾患のない乳児を持つ女性4760人が登録されていた。

 分析では、妊娠前1カ月から妊娠第1三半期の間に、一度でも尿路感染症を発症したことがある母親に焦点を当て、感染しなかった母親と比較した。なお、易感染性である糖尿病の女性は除外し、また先天性心疾患は、治療が可能な肺静脈還流異常あるいは房室系中隔欠陥、右側あるいは左側心臓欠陥などのうち一つ以上の異常とした。

 先天性疾患群と非先天性疾患群を比べたところ、患者背景では、先天性疾患群の方で男児が多く、また妊娠性糖尿病の発症も多く、母親の年齢が高いという特徴があった。

 分析の結果、左心低形成症候群(HLHS)の乳児を持つ母親の場合で、尿路感染症の発症率は対照群の1.7倍と有意に高いことが分かった(p<0.01)。また、この先天性心疾患と尿路感染症との関連性は、他の交絡因子とは独立していた。

 この結果から、「妊娠前1カ月から妊娠第1三半期の間に一度でも尿路感染症を発症したことがある母親では、左心低形成症候群の乳児を持つリスクが高まる可能性がある」と結論した。その上で、妊娠における尿路感染症への対策を進めることが、先天性心疾患のリスクを下げることにつながるだろうと指摘した。

*****
良くぞ着目したものだ。
そして、メカニズムには一切言及せず、集会でポスターを貼っただけだ。
でも、すごい人数の症例を集めたものだ。集めさえすれば、あとは秘書か大学院生にやらせればいいのだから、楽なものだ。

非症候性先天性心疾患の乳児を持つ3690人の女性とか、先天性疾患群と非先天性疾患群を比べたところとか、意味というか背景がいまひとつよく分からないが。

左心低形成症候群(HLHS)の乳児を持つ母親の場合で、尿路感染症の発症率は対照群の1.7倍と有意に高い、しかも、妊娠前1カ月から妊娠第1三半期の間にと期間の指定もついている。

いかにもありそうな話である。妊娠第1三半期はいいとして、「妊娠前一ヶ月」に注目である。示唆に富む。

それと、尿路感染症がいけないのか、その治療に使った薬剤がいけないのか、両方なのか知りたいところだ。
これは、もう結果は出ていても、二回に分ければ、二本論文ができるので、わざわざ分けて発表するのだろう。だって、もう数字は出ているに決まっているから。あるいは製薬会社と交渉中か?



共通テーマ:健康

ネガティブ・リスト

自分がどんなにつらい人生を生きているのか、
たまに確認してください。

*****
いつも忙しいので、肉体的に疲れる。
いつも明るい気持ちで行動できない。
いつも落ち着いていたいが、ちょっとしたことに動揺してしまう事がある。
いろいろな面で神経をすり減らしている。
しなければならない事がたまっているが、やりたくないと思うことがある。
たばこの香りは好きではない。
たばこは好きと言うわけではないが止められない。
つい悪い結果を考えてため息が出てしまう。
なぜか分からないが不安で困ることがある。
もう何年も病気したことが無い。
やりたい事も積極的にできない。
人と雑談がうまくできない。
愛している気持ちが伝わらない。
一度風邪をひいたりすると、なかなか回復しない。
横になるとすぐ眠たくなる。
何かをしていると他の事が気になってくる。
覚えたはずが50%も記憶していない。
休みがちなので、よく今の仕事が辞めたくなる。
決めたこともなかなか実行できない。
肩こりが気になる。
肩や首筋が痛く仕事にも気になる。
今の仕事が嫌いだ。
今よりもさらに頭の良い人間になりたい。
最近、憂うつな日が多くなった。
思った事、やりたい事などがあるのに億劫だ。
私の心はいつも不安定だ。
私の心は動揺している。
自分では良いと考えている事を、ほかの人に良くないと言われるとそう思ってしまう。
若いころの方が良かったと思う時がある。
集中して勉強、または仕事ができないので苦労する。
少しぐらい無理をしても、仕事をある程度終わらせてから帰宅する。
寝ても疲れが取れない。
寝付くのにいつも苦労している。
心が安定せず、暗い感じがして気がめいる。
心に余裕のない生活をしている。
人と話をしていると疲れて、楽しめない。
人にあまり好まれていないと思う。
人にはたいした事ではないのに、緊張してしまう事がある。
人より記憶するのが苦手だし、遅い。
人より健康なエネルギーが弱いほうだ。
人間関係にまいってしまって、肉体的にも疲れてきた。
人前で平常心を保てない。
人前で自分の考えをうまく伝えられる人がうらやましい。
太っていると思うが、つい多く食べてしまう。
長時間座ってする仕事をしているので、疲労がたまっている。
難関、難問が得意になりたい。
必ずうまくいくはずが、心の弱さにより失敗してしまう。
不安な面があっても注意して進んで行く勇気はない。
普段の生活でもドキドキすることがある。
勉強しなければと、思うと憂うつになる。
慢性的に疲労が溜まっている気がする。
無意識のうちに結構食べていることがある。
落ち込みから回復したい。
恋愛がにがてだ。


共通テーマ:健康

精神分析と精神総合

精神分析は大好きで、小此木先生や狩野、岩崎、舘のセミナーなどに通ったものです。
しかしまた一方で、精神総合はもっと好きで、ケン・ウイルバーが好きです。

The Integral Vision: A Very Short Introduction to the Revolutionary Integral Approach to Life, God, the Universe, and Everything

A Theory of Everything: An Integral Vision for Business, Politics, Science and Spirituality

The Atman Project: A Transpersonal View of Human Development

The Yoga Tradition: Its History, Literature, Philosophy and Practice

The Eye of Spirit: An Integral Vision for a World Gone Slightly Mad  
 
No Boundary: Eastern and Western Approaches to Personal Growth

The Spectrum of Consciousness

翻訳もいろいろでていまして、おおむね読みやすいものです。

エデンから―超意識への道
アートマン・プロジェクト―精神発達のトランスパーソナル理論
意識のスペクトル
このあたりが古いもので、私が昔出会ったものです。

統合心理学への道―「知」の眼から「観想」の眼へ
万物の理論-ビジネス・政治・科学からスピリチュアリティまで

異色の作としては、

ワン・テイスト―ケン・ウィルバーの日記
グレース&グリット―愛と魂の軌跡
があります。

賛否はあると思いますし、読み方もさまざまだと思います。
表面的に読むならば、徹底的に批判されると思います。
あるいは、批評にも値しないと片づけられてお終いだと思います。
アカデミズムとはそういうものです。

しかし、学問のためにではなく、自分の生きる糧として、
深い真意を感じながら読めば、
ケン・ウイルバーはすばらしい到達点です。

このような人間と同時代を生きているということに感動します。
わたしはアカデミズムよりも、深く生きる時間を大切に思います。

共通テーマ:健康

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。